中華ちまき風炊き込みごはん
料理-中華ゴールデンウィークも終わってしまいました。5月5日はこどもの日です。こどもの日と言えば柏餅と言うイメージですが、童謡の「背くらべ」には粽が出てきます。一般的に関東では柏餅が、関西では粽が多いんだとか。僕の実家は九州でしたが、柏餅が多かったような気がします。童謡で散々歌っておきながら、こどもの日に粽って食べた記憶がほとんど無いです。粽と言うとむしろおこわを真っ先に思い浮かべるくらいですね。そんな粽つながりってわけじゃないですけど、奥さんのおばあちゃん家で穫れたタケノコがあったので、中華ちまき風の炊き込みごはんを作ってみました。
材料はもち米2合分です。もち米は洗って30分ほど水に浸けておきます。干しシイタケ3枚を砂糖小さじ1を溶かしたぬるま湯400㏄に30分ほど浸けて戻し、粗くみじん切りにしておきます。ニンジン1/2本とタケノコ適宜、チャーシュー100グラムも粗くみじん切りにしておきます。
もち米をざるに開け、水気を切って炊飯器に入れます。他の材料も全部炊飯器に入れて、酒大さじ1、醤油大さじ1、砂糖大さじ1、オイスターソース大さじ2で味付けし、水を通常の炊飯通りの分量入れて、炊飯器のスイッチオン。炊き上がったら、さっくり混ぜてしばらく蒸らして出来上がりです。
もち米を使っているので、炊き上がりはもっちもちで美味しいです。お弁当に入れて持って行きましたが、レンジでちょっと温めなおしてやると、再びモチモチになりますよ。オイスターソースの味付けで十分中華風味ですが、好みで中華味の素など入れるともっと中華風になると思います。ウズラの卵とか入れるとさらに中華ちまきって雰囲気が出ると思います。せっかくだからもっとタケノコをゴロゴロ入れたら良かったかなあと思いました。
ところで粽は茅(ちがや)の葉で餅菓子を巻いたものだそうで、ちがや巻きがちまきになったものなんだとか。端午の節句に粽を食べる風習は奈良時代の頃からあった伝統だそうです。一方、柏餅を食べるのは江戸時代から行われるようになったみたいで、柏の木は新芽が出るまで葉っぱが散らないことから、子孫繁栄に縁起が良いと言われて、柏の葉で包んだ柏餅が好まれるようになったそうです。
伝統行事にはいろいろ謂れがありますが、自分の無知を晒して恥ずかしい限りですが、実のところ良く知らなかったりすることが多いです。これじゃ子供にいろんな伝統を受け継がせてなんていけないですね。ハロウィーンとか新しい風習もいろいろ入ってきますが、もとから日本にある伝統行事も大切にしないといけないと感じる今日この頃です。
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